文献

J-GLOBAL ID：201002268041558798   整理番号：10A1323691

ポリ(3-ヘキシルチオフェン)-b-ポリ(ラクチド)ブロック共重合体に基づくステレオコンプレックス材料:有機触媒作用による合成,熱特性及び顕微鏡的モルフォロジー

Stereocomplexed Materials Based on Poly(3-hexylthiophene)-b-poly(lactide) Block Copolymers: Synthesis by Organic Catalysis, Thermal Properties, and Microscopic Morphology

著者 (5件)： GRANCHAROV Georgy (Univ. Mons-UMONS, Mons, BEL) ,  COULEMBIER Olivier (Univ. Mons-UMONS, Mons, BEL) ,  SURIN Mathieu (Univ. Mons-UMONS, Mons, BEL) ,  LAZZARONI Roberto (Univ. Mons-UMONS, Mons, BEL) ,  DUBOIS Philippe (Univ. Mons-UMONS, Mons, BEL)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 43  号： 21  ページ： 8957-8964  発行年： 2010年11月09日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(3-ヘキシルチオフェン)-b-ポリ(L-ラクチド)(P3HT-b-PLLA)及びP3HT-b-ポリ(D-ラクチド)(P3HT-b-PDLA)の高分子溶液を混合することにより,ステレオコンプレックスに基づく共役高分子超分子の組織化を制御する新しい方法を提案した。またステレオコンプレックスの形成は,PDLAとP3HT-b-PLLAの混合によっても観測することができた。これらのブロック共重合体はL-ラクチド及びD-ラクチドの開環重合で金属フリー有機触媒を使用して3段階で合成することができた。ステレオコンプレックスの形成を駆動する力はP3HTの長距離規則性フィブリル構造を抑制し,ナノ規模のPLA分域を形成することができ,ヘテロ接合有機太陽電池素子の新しいナノ構造材料を導くことが可能である。

シソーラス用語： *ステレオコンプレックス ,  ポリヘキシルチオフェン ,  ポリ乳酸 ,  PLLA ,  ジブロック共重合体 ,  開環重合 ,  *熱特性 ,  *モルフォロジー ,  示差走査熱量測定 ,  原子間力顕微鏡 ,  超分子構造 ,  ポリマブレンド
準シソーラス用語： P3HT【重合体】 ,  ポリ-D-ラクチド

分類 (3件)： その他の高分子の反応  (CG03040H) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (7件)： 3-ヘキシルチオフェン ,  ラクチド ,  ブロック共重合体 ,  ステレオコンプレックス ,  触媒作用 ,  熱特性 ,  モルフォロジー