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J-GLOBAL ID:201002268094421921   整理番号:10A1622583

インドのLucknowのマンゴー農園で殺虫剤混合物に職業的に曝露される散布作業者における血液学的及び生化学的変化

Hematological and biochemical alterations in sprayers occupationally exposed to mixture of pesticides at a mango plantation in Lucknow, India
著者 (8件):
資料名:
巻: 92  号: 9/10  ページ: 1919-1928  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: D0907A  ISSN: 0277-2248  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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農薬散布に伴う健康影響を調べるために,定期的散布に従事している作業者の血液検査を行うとともに,コリンエステラーゼ活性を調べた。有機塩素系(OC),有機りん系(OP)及びカルバメート系殺虫剤の混合物を散布している52人を曝露群とし,散布に関与していない近隣住民22人を対照とした。曝露群では,アセチルコリンエステラーゼ及びブチリルコリンエステラーゼ活性が,対照よりも低下していた。赤血球,白血球,単核細胞,好中球,平均赤血球体積,平均赤血球ヘモグロビン,平均赤血球ヘモグロビン濃度,及び血小板数が正常範囲を外れる割合も,曝露群と対照群とに有意な差があった。また,殺虫剤への曝露期間が5年以上の作業者では,5年以下の作業者よりも上記の血液学的変異(平均赤血球体積を除く)の割合が高かった。一方,曝露群では,血中のOC殺虫剤残留物及び総ヘキサクロロシクロヘキサン濃度が,対照群よりも有意に高いことが分かった。以上により,散布作業従事者における血液異常症は殺虫剤曝露と関係があることを証明した。作業者に無症状中毒が生じていると思われ,適正かつ安全な農薬使用の訓練と実践が必要である。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
産業衛生,産業災害  ,  農薬 

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