文献

J-GLOBAL ID：201002268098696640   整理番号：10A0433845

個々のFrizzled受容体のWnt結合親和性を検出するバイオアッセイの開発

Development of a bioassay for detection of Wnt-binding affinities for individual frizzled receptors

著者 (2件)： CARMON Kendra S. (Dep. of Integrative Biology and Pharmacology, Univ. of Texas Health Sci. Center, Houston, TX 77030, USA) ,  LOOSE David S. (Dep. of Integrative Biology and Pharmacology, Univ. of Texas Health Sci. Center, Houston, TX 77030, USA)
資料名： Analytical Biochemistry  (Analytical Biochemistry)
巻： 401  号： 2  ページ： 288-294  発行年： 2010年06月15日 
JST資料番号： H0177B  ISSN： 0003-2697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Wntは,成長と成体組織の各種シグナル伝達を行う分泌脂質修飾糖蛋白質である。Wntシグナル伝達は細胞表面のFrizzled受容体(Fzd)により仲介されて,分泌Frizzled関連蛋白質(SFRP)と他の分子アゴニストにより修飾されることがある。異常Wntシグナル伝達は複数の病気と関連していた。しかし,Wntシグナルの複雑さと各種Wntリガンドの結合特性に関する知識の欠如により,この経路を標的とした治療薬は存在していない。ELISAに基づく新規方法を用いて,特異的Wnt相互作用の結合親和性を初めて測定することができた。この研究は,精製Wnt3a,Wnt7aとWnt5aが,FzdとSFRPに異なる結合特異性を持つことを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *膜受容体 ,  細胞情報伝達 ,  *タンパク質 ,  親和性 ,  *ELISA ,  濃度依存性 ,  カテニン ,  JNK MAPキナーゼ ,  腫瘍細胞
準シソーラス用語： *Frizzled受容体 ,  Wntシグナル伝達 ,  *Wnt蛋白質 ,  βカテニン ,  結合親和性 ,  分泌Frizzled関連蛋白質

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (5件)： Frizzled受容体 ,  Wnt ,  結合親和性 ,  バイオアッセイ ,  開発