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J-GLOBAL ID：201002268130641470   整理番号：10A0088951

高分解能分子分光学の最先端 - スペクトルからポテンシャル曲面へ

Current Topics of High-resolution Spectroscopy - from Spectra to Potential Surfaces

著者 (2件)： 遠藤泰樹 (東京大学大学院総合文化研究科) ,  住吉吉英 (東京大学大学院総合文化研究科)
資料名： Molecular Science (Web)  (Molecular Science (Web))
巻： 1  号： 1  ページ： A0012 (J-STAGE)  発行年： 2007年 
JST資料番号： U0074A  ISSN： 1881-8404  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 希ガスと2原子分子からなる系は,最も単純で精密に分子間ポテンシャルを決定できる系として,早くから注目を集め研究されてきた。本研究では自由回転子モデルを開殻のラジカル錯体に適用して,その相互作用ポテンシャルを精密に決定した。その際,相互作用ポテンシャル中の内部運動の解析には,適切な基底関数で展開した大次元のハミルトニアン行列を直接対角化してエネルギー準位を求める方法を用いた。また,得られたエネルギー準位を観測スペクトルデータと最小自乗あてはめを行い,ポテンシャルを決定した。

シソーラス用語： 回転子 ,  モデル ,  分子間ポテンシャル ,  ラジカル ,  ハミルトニアン ,  *エネルギー準位 ,  高分解能 ,  スペクトロスコピー ,  分子スペクトル ,  分子軌道 ,  分子軌道計算 ,  二原子分子 ,  希ガス
準シソーラス用語： *自由回転子モデル ,  *相互作用ポテンシャル ,  分光法

分類 (1件)： 分子スペクトル一般  (BH06010X)

引用文献 (9件)：

• (1) For example, Towns, C. H.; Schawlow, A. L. Microwave Spectroscopy, Dover Publications: New York, 1975; pp 177.
• (2) Sumiyoshi, Y.; Funahara, I.; Sato, K.; Ohshima, Y.; Endo, Y. J. Chem. Phys. 2006, 125, 124307.
• (3) Amos, R. D. et. al, MOLPRO, a package of ab initio programs designed by Werner, H.-J. and Knowles, P. J.
• (4) Choi, S. E.; Light, J. C. J. Chem. Phys. 1990, 92, 2129–2145.
• (5) http://www.computational.unibas.ch/cs/scicomp

タイトルに関連する用語 (4件)： 高分解能 ,  分子分光学 ,  最先端 ,  スペクトル