抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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RBI(Risk Based Inspection)は,高経年化が進む国内の石油・化学プラントにおいて,設備の信頼性を維持しつつ,保全リソースを有効に活用できる設備管理手法として注目されている。RBIでは,対象となる設備のリスクを「損傷の起こりやすさ(破損確率)」および「損傷による影響度」で評価する。このようなリスク評価では,腐食損傷は破損確率の観点で設備に潜在する大きなリスク要因であり,腐食損傷リスクの適切な把握は,設備のリスク評価で重要な検討事項である。ここでは,産業プラントの腐食損傷として応力腐食割れ(Stress Corrosion Cracking:SCC)を取り上げ,国内外のRBI手法の中で提案されているSCCの発生リスク評価を手順化したツール(テクニカルモジュール)について紹介する。(著者抄録)