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J-GLOBAL ID:201002268288139852   整理番号:10A0711578

銅表面による細菌の致死は溶存銅を必要とする

Killing of Bacteria by Copper Surfaces Involves Dissolved Copper
著者 (3件):
資料名:
巻: 76  号: 12  ページ: 4099-4101  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: A0427A  ISSN: 0099-2240  CODEN: AEMIDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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野生株のEnterococcus hirae ATCC 9790または銅ホメオスタシス遺伝子ノックアウト変異株を半嫌気条件下で培養し,定常期の培養液を銅またはステンレス鋼の札に注ぎ,22°Cで培養して生残数を計測した。その結果,E.hiraeの銅移出変異株は銅による致死に野生株より感受性が高かった。変異株は75分で完全に死滅するのい対し野性株は同じ処理時間でかなりの生残率を示した。死滅速度は培地の組成に依存し,水中での死滅は培地やTris緩衝液中での死滅より緩慢であった。リン酸塩は銅の解毒に機能することがわかった。金属の札からの銅の放出量を調べ,Tris-Cl,pH7では90分後に42mMの銅が放出したのに対し,廃M17培地では14mM,水とリン酸緩衝液では夫々僅かに55μM,57μMであった。銅の溶存濃度と死滅速度は相関した。これらより銅固体表面から溶出した銅イオンがE.hiraeの殺滅に重要な因子であることが示唆された。
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分類 (1件):
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滅菌法 
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