抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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遍歴電子強磁性体である層状化合物LaCoAsOを合成しその磁化測定を実施した。サンプルの調製においては,LaAsとCoOとを反応させる際,Coを添加することで不純物の発生を防いだ。得たサンプルについてX線回折による結晶構造解析を行なうと共に,温度範囲1.9~300K,磁場範囲H=0.1~5.5Tにおいて磁化測定を実施した。この実験結果に基づいてスピン揺らぎの解析を行なった。これらの実験および解析から,LaCoAsO単相を得ることができたことを確認すると共に,この材料はT
C近傍において温度の上昇に伴い三次元的強磁性揺らぎが二次元的スピン揺らぎへ移行することを明らかにした。