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J-GLOBAL ID：201002268347095180   整理番号：10A0078620

有機半導体材料 μ-オキソ架橋型フタロシアニン類二量体の開発と応用

著者 (1件)： 山崎康寛 (オリエント化学工業)
資料名： 科学と工業  (Science and Industry)
巻： 84  号： 1  ページ： 37-46  発行年： 2010年01月20日 
JST資料番号： F0106A  ISSN： 0368-5918  CODEN： KKGOAG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： テトラアザポルフィリン類縁化合物のフタロシアニン誘導体は,色材工業の分野で青色ないしは緑色の顔料として広く利用されてきた。中心金属や周辺骨格の置換基などの修飾により多種多様の誘導体の合成がなされ,近年,電子材料としての研究が活発となり,記録媒体用色素や複写機・プリンター用の有機感光体色素として,またカラーフィルターや反射フィルムなど機能性光学薄膜用の色材として実用化された化学部材である。本稿では,当社におけるμ-オキソ架橋型フタロシアニン類二量体の開発と機能性化学部材への応用検討について紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *有機半導体 ,  *架橋化合物 ,  *大環状化合物 ,  *窒素複素環化合物 ,  *芳香族縮合化合物 ,  *二量体 ,  電気材料 ,  薄膜 ,  機能材料 ,  感光材料 ,  色素
準シソーラス用語： *フタロシアニン誘導体 ,  電子材料 ,  光学用薄膜

分類 (1件)： 八員環以上の複素環化合物  (CF07120T)

引用文献 (23件)：

• A. L. Thomas,“PHTHALOCYANINE RESEARCH and APPLICATIONS”,(1990, CMC Press Inc., Florida).
• M. Kimura, S. Takezawa, Journal of the Imaging Society of Japan, 40, 222(2001).
• C. C. Leznoff, A. B. P. Lever,“Phthalocyanines properties and applications”, Vol.1-4,(1989, VCH publishers, NY).
• Y. Shimizu, T. Horie, Y. Yamasaki, Chitin Chitosan Research, 15, 20(2009).
• 山崎康寛, 山下達人, 機能材料17(4), 21(1997).

タイトルに関連する用語 (6件)： 有機半導体材料 ,  架橋 ,  フタロシアニン類 ,  二量体 ,  開発 ,  応用