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J-GLOBAL ID：201002268436538427   整理番号：10A0259939

ラベルなし多孔質シリコン競合阻害免疫センサにおける尿中の麻薬の調整可能な検出感度

Tunable Detection Sensitivity of Opiates in Urine via a Label-Free Porous Silicon Competitive Inhibition Immunosensor

著者 (2件)： BONANNO Lisa M. (Univ. Rochester Medical Center, New York) ,  DELOUISE Lisa A. (Univ. Rochester Medical Center, New York)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 82  号： 2  ページ： 714-722  発行年： 2010年01月15日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 実験室ベースの高スループットで信頼できるポイントオブケア薬物スクリーニング方法論が必要とされることから,本研究では尿中の麻薬を検出するためのチップベースのラベルなし多孔質シリコンフォトニックセンサを開発した。この技法は多重分析の可能性を有し,これまでの標識化薬物スクリーニング免疫測定に対してコスト効率の良い代替案とみることができる。麻薬の検出感度に及ぼす界面化学及び結合蛋白競合測定法プロトコルの影響を明らかにした。尿中のモルヒネの検出範囲については麻薬尿スクリーニングにおけるカットオフ値を目標とした。麻薬に対する交差反応性は現在の市販スクリーニングアッセイを越える一方,コカイン代謝物質に対する低干渉は維持されていた。ここに開発した競合的阻害アッセイフォーマットの検出限界は以前に多孔質シリコン光バイオセンシング技法のおよそ3桁低いものであった。センサへの被検質体積を変えることによってまたセンサ感度とダイナミックレンジを調整することができた。今後の研究は種々の麻薬及び代謝産物へのアッセイ交差反応性と臨床患者試料のスクリーニングに向けられるであろう。

シソーラス用語： *薬剤分析 ,  *麻薬 ,  *免疫センサ ,  尿中排泄 ,  スクリーニング ,  痕跡量成分 ,  多孔質シリコン ,  光学素子 ,  閾値 ,  免疫交差反応 ,  薬物代謝 ,  代謝産物 ,  感度解析 ,  ダイナミックレンジ ,  検出限界 ,  窒素複素環化合物 ,  フェノール類 ,  酸素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  モルフィナンアルカロイド ,  芳香族縮合化合物 ,  カルボン酸エステル ,  フェノールエーテル ,  ヒドロキシケトン ,  芳香族カルボン酸 ,  ヒドロキシ酸 ,  ジオール ,  第二アルコール ,  アルコール ,  カルボン酸 ,  配糖体 ,  ピラノシド ,  トロパンアルカロイド
準シソーラス用語： カットオフ値 ,  フォトニックデバイス ,  検出感度 ,  体積依存性

分類 (3件)： 薬物の分析  (GV01040Q) ,  分析機器  (CC02020S) ,  バイオアッセイ  (EA03060N)

物質索引 (6件)： 6-アセチルモルフィン ,  オキシコドン ,  コカイン ,  モルフィン ,  モルフィン3-グルクロニド ,  ベンゾイルエクゴニン

タイトルに関連する用語 (7件)： ラベル ,  多孔質シリコン ,  競合阻害 ,  免疫センサ ,  尿 ,  麻薬 ,  検出感度