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J-GLOBAL ID：201002268443545510   整理番号：10A0825216

粒子状物質により誘発された気道過敏性はリンパ球依存性である

Particulate Matter-Induced Airway Hyperresponsiveness Is Lymphocyte Dependent

著者 (6件)： SAUNDERS Vanessa (Univ. Cincinnati Coll. Medicine, Ohio, USA) ,  BREYSSE Patrick (Johns Hopkins Bloomberg School of Public Health, Maryland, USA) ,  CLARK Jennifer (Univ. Cincinnati Coll. Medicine, Ohio, USA) ,  SPROLES Alyssa (Univ. Cincinnati Coll. Medicine, Ohio, USA) ,  DAVILA Melissa (Univ. Cincinnati Coll. Medicine, Ohio, USA) ,  WILLS-KARP Marsha (Univ. Cincinnati Coll. Medicine, Ohio, USA)
資料名： Environmental Health Perspectives  (Environmental Health Perspectives)
巻： 118  号： 5  ページ： 640-646  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： E0108C  ISSN： 0091-6765  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ボルチモアの都市大気(AUB)中の粒子状物質(PM)への曝露により発症する喘息の発症メカニズムを明らかにするため,気道過敏性(AHR)におけるTリンパ球の役割をマウスで調べた。野生株マウスはAUB曝露によりAHRを発症し,気管支肺胞洗浄(BAL)液リンパ球,好酸球,好中球,粘液含有細胞の増加が見られた。さらに,肺細胞中での,インターロイキン-17A,-17F,Tヘルパー2細胞サイトカインレベルの増加と,抑制サイトカインであるインターロイキン-10レベルの低下が見られた。成熟リンパ球欠乏マウスではAHBを発症しなかった。AUB曝露がリンパ球依存的経路により喘息の病態生理学的様相を増加させることが示された。

シソーラス用語： 呼吸器系過敏症 ,  *浮遊粒子状物質 ,  *喘息 ,  インターロイキン ,  インターロイキン10 ,  ヘルパーT細胞 ,  サイトカイン ,  *T細胞
準シソーラス用語： *Tリンパ球 ,  *気道過敏性 ,  *大気粒子状物質 ,  インターロイキン17A ,  インターロイキン17F ,  Tヘルパー細胞 ,  *都市大気

分類 (2件)： 健康被害  (SB03070P) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 粒子状物質 ,  誘発 ,  気道過敏性 ,  リンパ球 ,  依存性