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J-GLOBAL ID：201002268459615577   整理番号：10A0488006

放電電流波形の広帯域測定に基づくESDに対するIECイミュニティ試験の厳しさ評価

Severity Evaluation of the IEC Immunity Test against ESD based on Wideband Measurement of Discharge Current Waveforms

著者 (2件)： 森育子 (鈴鹿工業高等専門学校電子情報工学科) ,  藤原修 (名古屋工業大学大学院情報工学専攻)
資料名： 電気学会論文誌 A  (IEEJ Transactions on Fundamentals and Materials)
巻： 130  号： 5  ページ： 457-461 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： S0808A  ISSN： 0385-4205  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 市販のIEC較正用電流検出変換器(Schaffiner社製MD-102:以後ターゲットと呼ぶ)に対する気中および接触放電電流波形を,充電電圧200Vから15kVの範囲において12GHzディジタルオシロスコープで観測した。放電電流波形の立ち上がり最大勾配によってイミュニティ試験としての難しさを定量的に評価した。放電電流の最大勾配を評価指標として用いることにより電子機器の誤動作の主因とされる過渡的な圧電変圧器を想定した場合,充電電圧5kVいかでは気中放電によっても再現性の良いイミュニティ試験ができる可能性を示した。

シソーラス用語： 電流 ,  波形 ,  *波形測定 ,  IEC規格 ,  *電流センサ ,  *静電気 ,  *静電気放電 ,  *電流波形 ,  *放電電流
準シソーラス用語： *イミュニティ ,  *電流検出器

分類 (1件)： 放電一般  (BJ03010I)

引用文献 (12件)：

• (1) For example, T. Takagi : “Research and Development on EMC/EMI Measurements and Technologies in Japan”, Trans. IEICE, Vol. J79-B-II, No. 11, pp. 718-726 (1996-11) (in Japanese)
• 例えば,高木 相:「EMC/EMI関連測定とその技術に関する我が国の研究開発」,信学論,J79-B-II, 11, pp. 718-726 (1996-11)
• (2) M. Honda : “EMI Aspects of the Metal-Metal ESD to the Electronic Equipment”, J. IEICE, Vol. 78, No. 9, pp. 849-850 (1995-9) (in Japanese)
• 本田昌實:「金属物体で発生する静電気放電(ESD)の脅威」,信学誌,78, 9, pp. 849-850 (1995-9)
• (3) Japanese Industrial Standards Committee : “Electromagnetic Compatibility (EMC) — Part 4 : Testing and measurement techniques — Section2. Electrostatic discharge immunity test”, JIS C 61000-4-2: 1999 (IEC 61000-4-2: 1995/Amd. 1) (1999) (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (7件)： 放電 ,  電流波形 ,  広帯域 ,  ESD ,  IEC ,  イミュニティ試験 ,  評価