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J-GLOBAL ID：201002268539262608   整理番号：10A0843720

共沈による八面体形状Mn_0.8Zn_0.2Fe₂O₄フェライトの調製

Preparation of octahedral shaped Mn_0.8Zn_0.2Fe₂O₄ ferrites via co-precipitation

著者 (6件)： CAO Xue (Soochow Univ., Suzhou, CHN) ,  LIU Guang (Soochow Univ., Suzhou, CHN) ,  WANG Yiming (Soochow Univ., Suzhou, CHN) ,  LI Jianhua (Kai Luan Zhongrun Coal Chemical CO., LCD, Tangshan, CHN) ,  HONG Ruoyu (Soochow Univ., Suzhou, CHN) ,  HONG Ruoyu (Inst. of Process Engineering, Chinese Acad. of Sci., Beijing, CHN)
資料名： Journal of Alloys and Compounds  (Journal of Alloys and Compounds)
巻： 497  号： 1-2  ページ： L9-L12  発行年： 2010年05月14日 
JST資料番号： D0083A  ISSN： 0925-8388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マンガン亜鉛フェライトの特性はミクロ構造に依存することが知られている。本研究においては,共沈法による八面体の製造を行なった。MnSO₄,ZnSO₄およびFeCl₃を出発材料とし,NaOH溶液への溶解,HClによるpH調整およびオレイン酸ナトリウム添加によって共沈を起こさせた。反応時間を1,2および4hと変化させた。得たサンプルについてXRDおよびSEMによるキャラクタリゼーション並びに試料振動型磁力計による磁気的性質評価を実施した。さらに,この材料の用途の一つであるハイパーサーミアとしての加熱特性を調べた。この結果,八面体Mn_0.8Zn_0.2Fe₂O₄フェライトを本手法で調製できることを見出し,八面体への成長は反応時間の関数であることも分かった。さらに,本材料が癌治療用ハイパーサーミアへ適用できることを示唆した。

シソーラス用語： *フェライト ,  *マンガン化合物 ,  *亜鉛化合物 ,  *共沈 ,  飽和磁化
準シソーラス用語： *マンガン亜鉛フェライト

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 共沈 ,  八面体 ,  フェライト ,  調製