抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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グループ鍵共有(GKE)はnプレーヤーが安全でないネットワーク上で鍵共有できる。しかし,任意のプレーヤーの故障やバッテリーの不足,ネットワーク障害などでプロトコル実行に失敗すると鍵共有できない。良く知られているGKEとしてBuurmester Desmedt GKE(BD)がある。以前にBDに焦点を当てた論文では,通信量がO(n)必要なBDIであるためプレーヤーの計算資源やバッテリーなどの環境が同じである必要がある。そのため,耐故障性を実現するためにはO(n)より大きな通信量が必要である。我々はCH-GKEと呼ばれる効率的な耐故障性を実現したGKEを提案した。耐故障性を実現するために,通信量がO(log
2 n)必要なBDIIを拡張した。BDIIでは各々のプレーヤーの計算資源やバッテリーなどの環境が同じである必要は無い。この論文では,既存の耐故障性を実現したGKEと提案方式であるCH-GKEの比較を行い,各プレーヤーの故障率を変えたときの最適なGKEを示す。(著者抄録)