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J-GLOBAL ID：201002268564892373   整理番号：10A0046755

機能紙の領域 これまでの製紙科学を超えて17-2 第2部 機能紙の原料繊維(7) 天然繊維(その3) 動物タンパク繊維(下)

著者 (1件)： 小林良生 (NPO 機能紙研)
資料名： 紙パルプ技術タイムス  (Japanese Journal of Paper Technology)
巻： 53  号： 1  ページ： 109-118  発行年： 2010年01月01日 
JST資料番号： Y0280A  ISSN： 0453-1507  CODEN： KPGTAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 機能紙用動物繊維として,蜘蛛の糸,羊毛,羽毛繊維について解説した。蜘蛛の糸はバイオスチールと呼ばれるほど高強度で,粘着性があるが,機能紙原料としては量産技術を開発する必要がある。現在,遺伝子組換を応用した研究が進められている。羊毛はケラチン繊維でその集合体は容易にフェルト化する。羊毛配合紙は既に存在し,独特の風合いと耐水性を有している。羽毛もケラチン繊維であり,粉砕微粉をパルプに混ぜて得た羽毛配合紙は高い吸油性と金属イオン吸着性を示した。

シソーラス用語： *羊毛 ,  *クモ類 ,  布仕上 ,  ケラチン繊維 ,  *羽毛 ,  耐水性 ,  性質 ,  金属イオン ,  吸着
準シソーラス用語： 遺伝子組換 ,  *機能紙 ,  吸油性 ,  高強度 ,  縮絨 ,  粘着性

分類 (2件)： パルプ原料とその調製  (YL02010E) ,  繊維材料一般  (YM01070O)

タイトルに関連する用語 (8件)： 機能紙 ,  製紙 ,  科学 ,  原料 ,  繊維 ,  天然繊維 ,  動物 ,  タンパク繊維