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J-GLOBAL ID：201002268619612324   整理番号：10A0953990

セルロース強化バイオポリマーブレンドのエージングに及ぼす相溶化の有利な効果

Beneficial Effect of Compatibilization on the Aging of Cellulose-Reinforced Biopolymer Blends.

著者 (4件)： BESSADOK Atef (Lab. Genie des Procedes Papetiers UMR CNRS 5518, Saint Martin d’Heres, FRA) ,  BELGACEM Mohamed Naceur (Lab. Genie des Procedes Papetiers UMR CNRS 5518, Saint Martin d’Heres, FRA) ,  DUFRESNE Alain (Lab. Genie des Procedes Papetiers UMR CNRS 5518, Saint Martin d’Heres, FRA) ,  BRAS Julien (Lab. Genie des Procedes Papetiers UMR CNRS 5518, Saint Martin d’Heres, FRA)
資料名： Macromolecular Materials and Engineering  (Macromolecular Materials and Engineering)
巻： 295  号： 8  ページ： 774-781  発行年： 2010年08月11日 
JST資料番号： D0557A  ISSN： 1438-7492  CODEN： MMENFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セルロースのTHF溶液のピロメリット酸二無水物あるいは1,4-フェニレンジイソシアナートとの反応で相溶化剤を調製した。二種のバイオポリマー:ポリエステル(PEM:Tg=-40°C,Tm=77.1°C),PLLA(Tg=68.9°C,Tm=171°C),のブレンド(PEM/PLLA=25:75~75:25)に30wt%の微結晶セルロースを加え,溶融混練した。試験片を35°C,RH=80%で45日放置し,エージング前後での動的機械分析とDSCによる結晶度測定をおこなった。セルロースは結晶化と分子再配列を妨げた。貯蔵弾性率は50°Cまで変わらず,60°C付近でPEM結晶ドメインの融解(PLLAのTgと重なる)に伴う最初の低下と150°C以上でのPLLA相の融解に伴う低下を示した。この間のゴム状弾性率はPDDIグラフトファイバの添加により補強され,この状況はエージング後も変わらなかった。

シソーラス用語： *生体高分子 ,  *ポリマブレンド ,  脂肪族ポリエステル ,  ポリ乳酸 ,  示差走査熱量測定 ,  動的機械分析 ,  結晶度 ,  ゴム弾性 ,  芳香族カルボン酸 ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  カルボン酸無水物
準シソーラス用語： エージング【時効】 ,  バイオポリマ ,  結晶化度 ,  *微結晶セルロース

分類 (3件)： ポリエステル,アルキド  (YH07070P) ,  多糖類  (CF10054P) ,  高分子固体の力学的性質  (CG02023D)

物質索引 (2件)： 1,4-フェニレンジイソシアナート ,  ピロメリット酸二無水物

タイトルに関連する用語 (5件)： セルロース ,  強化 ,  ポリマーブレンド ,  エージング ,  相溶化