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J-GLOBAL ID:201002268628621794   整理番号:10A0732790

被覆化プローブと鉄充填カーボンナノチューブプローブの比較

Magnetic force microscopy measurements in external magnetic fields-comparison between coated probes and an iron filled carbon nanotube probe
著者 (7件):
資料名:
巻: 108  号:ページ: 013908  発行年: 2010年07月01日 
JST資料番号: C0266A  ISSN: 0021-8979  CODEN: JAPIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,種類の異なる磁気力顕微鏡(MFM)プローブの磁化がMFM測定に及ぼす効果を研究するために,試料面に平行な外部磁場中のMFM測定を行った。テスト構造として,著者らは,外部磁場方向に配列した長方形強磁性薄膜エレメントのアレイを用いた。MFMプローブ磁化の傾斜の開始をモニターするために,磁場が階段状に増加する間MFM画像を撮った。3個の異なるプローブについて検討した:すなわち,CoCrTaを40nm被覆した従来型のピラミッド状プローブ,高アスペクト比の被覆化MFMプローブ,および鉄充填カーボンナノチューブ(FeCNT)基MFMプローブであった。その結果,ピラミッド状プローブの磁化は,最大~60mTまでの面内磁場でのみ安定で,これ以上大きな磁場では,相当大きな面内成分磁化の出現が明らかになった。このため,外部磁場が試料に及ぼす効果と,MFMプローブに及ぼす効果を区別することが困難であった。高アスペクト比被覆化プローブは,最初は~200mTまで安定であったが,履歴依存性挙動を示し,2度目の走査では,磁化傾斜の開始は100mTですでに現れた。FeCNTプローブでは,面内磁場230mTの実験限界までプローブ磁化の傾斜を全く観測できなかった。鉄封入ナノワイヤの大きな形状異方性により,その容易軸からずれた適度の磁場であっても磁化方向は長軸に平行のままであった。従って,このプローブは外部磁場中のMFM測定に最適であった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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磁性体測定技術・装置 
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