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J-GLOBAL ID：201002268684911860   整理番号：10A0193419

ナノ複合材料TiSiNコーティングの機械的,トライボロジー特性

Mechanical and tribological properties of nanocomposite TiSiN coatings

著者 (4件)： CHENG Y.h. (American Eagle Instruments, Inc., 6575 Butler Creek Rd, Missoula, MT 59808, USA) ,  BROWNE T. (American Eagle Instruments, Inc., 6575 Butler Creek Rd, Missoula, MT 59808, USA) ,  HECKERMAN B. (American Eagle Instruments, Inc., 6575 Butler Creek Rd, Missoula, MT 59808, USA) ,  MELETIS E.i. (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Univ. of Texas at Arlington, Arlington, TX 76019, USA)
資料名： Surface & Coatings Technology  (Surface & Coatings Technology)
巻： 204  号： 14  ページ： 2123-2129  発行年： 2010年04月15日 
JST資料番号： D0205C  ISSN： 0257-8972  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 厚さ2.5μmのTiSiNコーティングを大面積フィルタアーク蒸着(LAFAD)法によりSi量の異なるTiSiターゲットを用いて成長させた。コーティング中のSi量によるTiSiNコーティングの機械的性質とトライボロジー挙動への影響をナノインデンテーションとピンオンディスクトライボメータで系統的に調べた。ナノインデンテーション結果からTiSiNコーティングの硬さとYoung率はコーティング中のSi量と共に増加した。摩耗試験結果から440a試験体の摩耗速度と摩擦係数はTiSiNコーティングにより著しく減少し,TiSiNコーティングのトライボロジー挙動はコーティング中のSi量と試験ボール材料に大きく依存した。TiSiNコーティングはAl₂O₃と302ステンレス球に対しては同様な摩擦係数を示したが,コーティング中のSi量が増加するとTiSiNコーティングの摩擦係数は増加した。コーティング中のSi量が増加するとTiSiNコーティングの摩耗速度はAl₂O₃球に対しては減少したが,302ステンレス球に対しては著しく増加した。球表面への遷移層の生成の可能性がコーティング中のSi量と球材料による摩擦係数と摩耗速度の変化に影響した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ケイ素化合物 ,  *チタン化合物 ,  *窒化物 ,  *蒸着膜 ,  *イオンめっき ,  アーク放電 ,  ステンレス鋼 ,  *セラミック被覆 ,  *トライボロジー ,  ナノインデンテーション ,  摩擦試験 ,  微小硬さ ,  Young率 ,  摩擦係数 ,  摩耗速度
準シソーラス用語： *アーク蒸着 ,  *窒化チタンけい素

分類 (1件)： 金属材料へのセラミック被覆  (YC02050V)

タイトルに関連する用語 (3件)： ナノ複合材料 ,  コーティング ,  トライボロジー特性