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J-GLOBAL ID：201002268711030480   整理番号：10A0159131

アウトフレーム型連結制振構法におけるアウトフレーム及び連結ダンパーの応答低減比マップを用いた設計法

STIFFNESS-DAMPING DESIGN IN OUTER-FRAME TYPE CONNECTING SEISMIC RETROFITTING VIA RESPONSE REDUCTION CONTOUR MAP

著者 (4件)： 辻聖晃 (京大) ,  中川大輔 (京大 大学院工学研究科) ,  吉富信太 (京大) ,  竹脇出 (京大)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 648  ページ： 337-346  発行年： 2010年02月28日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 油圧ダンパを介して既存建物に小質量の独立骨組架構(アウトフレーム)を連結するアウトフレーム型連結制振構法の設計法について報告した。この設計では,本構法の耐震性能を連結前後における建物の最大応答変位の比(応答低減率)で評価し,建物とアウトフレームの剛性比およびダンパ量を直交軸とする応答低減比の等高線図を用いてアウトフレーム剛性と連結ダンパ量を決定する。本法の特徴は両者の重量比が大きい事に着目してアウトフレーム質量を無視した1質点モデルによる応答低減比を求めることにより,与条件の変動による応答低減比の変動特性が明かにでき,応答低減比マップにより所要の耐震性能に必要なアウトフレームの剛性と連結ダンパの最適組合せ条件が得られることなどである。適用事例として構造種別や層数の異なる様々な建物に対する補強設計例を示し,そこで得られた知見について報告した。

シソーラス用語： *耐震補強 ,  *建設工法 ,  応答スペクトル
準シソーラス用語： *外付耐震補強 ,  *アウトフレーム型連結制振構法 ,  等価線形化法 ,  組合せ最適化

分類 (3件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P) ,  構造動力学  (HD02000E) ,  緩衝器,ばね  (QB01110U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 連結制振構法 ,  ダンパー ,  応答 ,  マップ ,  設計法