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J-GLOBAL ID:201002268742998687   整理番号:10A0238255

ボルタンメトリー法を用いた3-ヒドロキシフラボンの電気化学的性質の評価

Evaluation of the electrochemical properties of 3-hydroxyflavone using voltammetric methods
著者 (4件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 3295-3300  発行年: 2010年03月30日 
JST資料番号: B0535B  ISSN: 0013-4686  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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3-ヒドロキシフラボン(3-HF)の環Cの電気化学的挙動を種々の緩衝液中でのガラス状炭素電極(GCE)を用いたサイクリックおよび示差パルスボルタンメトリーによって調べた。それはpH2.0における緩衝液系において0.70V(対Ag/AgCl)で感度の良い拡散制御アノードピークを示した。さらに高いpH,8.0では,0.70Vのピークは0.41Vにシフトする一方で,0.80Vに新しいピークが出現した。さらに,電気化学的方法を適用して,酸化防止効果および,毒性作用を持つ可能性がある3-HFとCd2+,Cu2+,Hg2+およびPb2+との金属キレート性を調べたが,それに対しては蛍光法も適用した。酸化防止効果は,サイクリックボルタンメトリー(CV)のピーク面積を用いて,トロロックスと等価の酸化防止容量(TEAC)という点から測定し,それは,1.0mMの3-HFが0.2mMのトロロックスと等価であることを示した。このような結果は,フラボンの他のリングにおけるヒドロキシル基の重要性についてのもう一つの指摘と言える。電気化学的および蛍光分光法は,カチオンの最高の相互作用は媒体のpHに依存して得られることを明らかにした。Cd2+とCu2+のそれぞれpH2と7での選択的相互作用を観察した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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電極過程  ,  ピランの縮合誘導体  ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子) 
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