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J-GLOBAL ID:201002268763766948   整理番号:10A1129665

MANETにおける部分鍵を用いた重複アドレス検出方式

著者 (4件):
資料名:
巻: J93-B  号: 11  ページ: 1522-1530  発行年: 2010年11月01日 
JST資料番号: S0622C  ISSN: 1344-4697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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MANET(Mobile Ad Hoc Network)を構築する上での重要課題として,ノードへの一意なIPアドレスの割当が挙げられる。MANETでは自律分散的にIPアドレスを割り当てるため,IPアドレスの一意性を保つことが難しい。これに対し,各IPアドレスに対して一意な8~16バイトの鍵を生成し,ルーチングプロトコルの制御メッセージに含まれる各IPアドレスに対応する鍵を付加することにより重複アドレス検出(DAD:Duplicate Address Detection)を行うWDAD(Weak DAD)方式が提案されている。しかし,この方式には,制御メッセージサイズの増加により,オーバヘッドが大きくなるという問題がある。そこで本研究では,WDADのオーバヘッド削減を目指し,鍵を分割して部分鍵を生成し,これを広告する部分鍵DAD方式を提案する。理論解析により,部分鍵のサイズが1バイトであれば,数回の鍵交換で重複アドレスの検出を行えることを示す。また,ルーチングプロトコルOLSRv2に提案方式を実装し,テストベッドを用いた実験により,重複アドレス検出時間はWDADよりも長くなってしまうものの,制御オーバヘッドを約35%削減できることを示す。(著者抄録)
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分類 (1件):
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計算機網 
引用文献 (9件):
  • 間瀬憲一, 阪田史郎, アドホック・メッシュネットワークユビキタスネットワーク社会の実現に向けて, コロナ社, 2007.
  • R. Droms,“Dynamic host configuration protocol,” IETF RFC 2131, March 1997.
  • N. H. Vaidya,“Weak duplicate address detection in mobile ad hoc networks,” ACM International Symposium on Mobile Ad Hoc Networking and Computing, pp. 206-216, 2002.
  • J. Jeoung, J. Park, H. Kim, H. Jeong, and D. Kim,“Ad hoc IP address autoconfiguration,” IETF Internet-Draft, Jan.2006.
  • K. Weniger,“Passive duplicate address detection in mobile ad hoc networks,” IEEE Wireless Communications and Networking Conference, pp. 1504-1509, 2003.
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