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J-GLOBAL ID：201002268764981621   整理番号：10A0844680

調節ネットワークの遺伝的柔軟性

Genetic flexibility of regulatory networks

著者 (7件)： HUNZIKER Alexander (Eoetvoes Lorand Univ., Budapest, HUN) ,  HUNZIKER Alexander (Niels Bohr Inst., Copenhagen, DNK) ,  TUBOLY Csaba (Eoetvoes Lorand Univ., Budapest, HUN) ,  HORVATH Peter (Eoetvoes Lorand Univ., Budapest, HUN) ,  KRISHNA Sandeep (Niels Bohr Inst., Copenhagen, DNK) ,  SEMSEY Szabolcs (Eoetvoes Lorand Univ., Budapest, HUN) ,  SEMSEY Szabolcs (Niels Bohr Inst., Copenhagen, DNK)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 29  ページ： 12998-13003  発行年： 2010年07月20日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 遺伝子調節ネットワークはプロモーター,転写因子(TFs),これらのDNA結合部位の組み立てに基づいているが,著者等は大腸菌を使って合成調節領域を構成し,その機構を解析した。モデルとしてガラクトース利用ネットワークを用い,gal調節系エレメントから構築した合成調節配列を使って大腸菌CH1200細胞のuidABC(gus)オペロンを置換した実験セットアップを行った。D-ガラクトース,D-gal,cAMPの関与する入力シグナルのBoolean型取り込みの可能性を16種類の合成論理ゲート構成のモデルを使って検討した。また,論理セレクター回路モデルをつくり,論理ゲートが組み合わさってより複雑な挙動を行う機構を解析した。この結果,この調節ネットワークの論理は高度に柔軟性であり,天然の選択に対しても多様な機能をつくり出すことができると推定した。

シソーラス用語： *調節遺伝子 ,  大腸菌 ,  Boole関数 ,  オペロン ,  *数学モデル ,  遺伝子発現 ,  組込【遺伝】 ,  結合部位 ,  プロモーター領域 ,  自然淘汰 ,  アデニンヌクレオチド ,  リボヌクレオチド ,  環状ヌクレオチド
準シソーラス用語： *遺伝子調節ネットワーク ,  論理ゲート ,  Boolean関数 ,  自然選択

分類 (1件)： 遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

物質索引 (1件)： cAMP

タイトルに関連する用語 (1件)： 調節ネットワーク