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J-GLOBAL ID：201002268791378473   整理番号：10A0268850

ニッケル曝露真菌Curvularia lunataにおける脂質過酸化

Lipid peroxidation in the fungus Curvularia lunata exposed to nickel

著者 (4件)： PARASZKIEWICZ Katarzyna (Univ. Lodz, Lodz, POL) ,  BERNAT Przemyslaw (Univ. Lodz, Lodz, POL) ,  NALIWAJSKI Marcin (Univ. Lodz, Lodz, POL) ,  DLUGONSKI Jerzy (Univ. Lodz, Lodz, POL)
資料名： Archives of Microbiology  (Archives of Microbiology)
巻： 192  号： 2  ページ： 135-141  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： A0450A  ISSN： 0302-8933  CODEN： AMICCW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 0.2および0.6mMの細胞毒性Niを培地に加えると,C.lunataは共に誘導期延長,比増殖速度低下を見たが,定常期におけるバイオマスはそれぞれ対照群の97および27%に達した。NiによりC₁₈脂肪酸の比率が変化し,リノール酸(18:2)含量の最も顕著な減少と脂肪酸飽和度の上昇が見られた。Ni曝露菌糸のTBARS(脂質過酸化産物)レベルは対照群の251および823%になり,膜脂質過酸化に至る酸化ストレスを示唆した。本菌は程度脂質過酸化物レベルの増加に対処する能力を持ち,Ni汚染の生物浄化への適用可能性が類推された。

シソーラス用語： *過酸化脂質 ,  細胞毒性 ,  *ニッケル ,  *酸化ストレス ,  Curvularia ,  膜脂質 ,  脂肪酸組成 ,  増殖阻害 ,  重金属汚染
準シソーラス用語： Curvularia lunata ,  *TBARS

分類 (2件)： 金属及び金属化合物の毒性  (GZ02022V) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R)

タイトルに関連する用語 (5件)： ニッケル ,  曝露 ,  真菌 ,  Curvularia ,  脂質過酸化