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J-GLOBAL ID：201002268858197894   整理番号：10A1006178

レーザーピーニングによる金属材料への圧縮残留応力付与とその応用

著者 (1件)： 佐野雄二 (東芝 電力・社会システム技術開発セ)
資料名： 金属  (Materials Science & Technology)
巻： 80  号： 10  ページ： 863-870  発行年： 2010年10月01日 
JST資料番号： F0157A  ISSN： 0368-6337  CODEN： KNZKA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ピーニング処理は材料の表面に残留応力を付与させる技術であるが,ここで解説する技術は処理媒体としてレーザを用いることに特徴を有する。初めに,レーザピーニング(LP)の原理について示し,水のような透明な媒体中の対象物にレーザを照射すると高圧のアブレーションプラズマが発生し,それに伴う衝撃力(数GPaと推定されている)が表面を叩くことを利用することを示した。そして,その効果として,残留応力の発生,応力腐食割れの抑制および疲れ強さの向上について事例を示した。また,発生する残留応力の深さ分布をシンクロトロン放射光で測定した結果および疲れ亀裂の画像化について示した。最後にLPの応用として,原子炉の応力腐食割れ対策,金属疲れ対策および成形加工への応用について記した。

シソーラス用語： *ピーニング ,  *残留応力 ,  応力腐食割れ ,  疲れ強さ
準シソーラス用語： *レーザピーニング

分類 (1件)： 熱的操作によらぬ硬化  (WC04080O)

タイトルに関連する用語 (4件)： レーザーピーニング ,  金属材料 ,  圧縮残留応力 ,  応用