文献
J-GLOBAL ID:201002268869195923   整理番号:10A0815211

Apobec-1相補因子はインターロイキン6の転写後にmRNAの安定性を制御することで肝臓再生を調節する

Apobec-1 Complementation Factor Modulates Liver Regeneration by Post-transcriptional Regulation of Interleukin-6 mRNA Stability
著者 (5件):
資料名:
巻: 285  号: 25  ページ: 19184-19192  発行年: 2010年06月18日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アポリポ蛋白質B(ApoB)のmRNAでRNA編集を仲介する複合体のRNA結合サブユニットApobec-1相補因子(ACF)の機能をヘテロノックアウトマウスにより検討した。このマウスでは部分的肝臓切除後の肝細胞の増殖が障害されていた。この過程に必要であることが知られているインターロイキン6(IL6)を測定すると,肝臓切除後にIL6の転写物がほとんど増加せず,それにより血清中のIL6も少ないままだった。単離したKupffer細胞からのIL6の分泌はAcfへテロノックアウトにより半減していた。組換えACFはIL6のmRNAの3′非翻訳領域のAU豊富領域に強く結合してこのmRNAを安定化するが,AcfへテロノックアウトではIL6のmRNAが不安定化した。したがって,ACFはapoBのRNA編集以外にも機能があり,IL6のmRNAを安定化することで肝臓切除後の肝再生を促進することがわかった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  生物学的機能  ,  肝臓 

前のページに戻る