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J-GLOBAL ID：201002268890559536   整理番号：10A0502267

ゲスト分子のカプセル化と対イオン効果によって誘起された水溶性クリプトファンのキロオプティカル変化

Induced Chiroptical Changes of a Water-Soluble Cryptophane by Encapsulation of Guest Molecules and Counterion Effects

著者 (4件)： BOUCHET Aude (Univ. Bordeaux 1, Talence, FRA) ,  BROTIN Thierry (Ecole Normale Superieure de Lyon, Lyon, FRA) ,  CAVAGNAT Dominique (Univ. Bordeaux 1, Talence, FRA) ,  BUFFETEAU Thierry (Univ. Bordeaux 1, Talence, FRA)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 16  号： 15  ページ： 4507-4518  発行年： 2010年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水溶性クリプトファノール誘導体を合成し,生成したその二つのエナンティオマMM-1とPP-1のキロオプティカル特性を塩基性(pH>12)条件下で検討した。その手段として旋光法,電子円二色性(ECD)及び振動円二色性(VCD)を用いた。外部パラメータとして,対イオン(アルカリ金属,Li⁺,Na⁺,及びCs⁺)の性質や溶液のpHの影響を受け易かった。興味ある例として,旋光度を測定すると使用した対イオンに対して旋光度の符号が変わった。Li⁺やNa⁺の様な小さいカチオンは嵩高さが無いのでホストのキャビティに入っても障害とならないが,ゲスト分子によりコンフォメーションを変えるほどの大きさの場合,連結子が全てトランス型に変わった。

シソーラス用語： 分子 ,  *カプセル封じ ,  *水溶性 ,  *光学異性 ,  *対イオン ,  *エナンチオマ ,  塩基性 ,  旋光性 ,  円偏光二色性 ,  円偏光二色スペクトル ,  アルカリ金属 ,  pH依存性 ,  立体配座 ,  包接化合物 ,  *大環状化合物 ,  ホスト-ゲスト化合物
準シソーラス用語： *ゲスト分子 ,  振動円偏光二色性 ,  電子円偏光二色性

分類 (2件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  分子の立体配置・配座  (BH05022J)

物質索引 (1件)： クリプトファンA

タイトルに関連する用語 (7件)： ゲスト分子 ,  カプセル ,  対イオン効果 ,  誘起 ,  水溶性 ,  クリプト ,  ファン