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J-GLOBAL ID:201002268892219104   整理番号:10A0832085

ドリル作業を模したタスクにおける属人的および職業上のリスク因子の作業パフォーマンスと生体力学的要求度への影響の分析

Analysis of individual and occupational risk factors on task performance and biomechanical demands for a simulated drilling task
著者 (2件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 584-591  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: T0452A  ISSN: 0169-8141  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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この研究の目的は,年齢や性別依存の肩の疲労が,建設業で一般にみられるドリル作業での作業パフォーマンスと筋反応に,どう影響するかを調べることである。18~35歳の若い被験者12名と,45~60歳の年配の被験者10名を,男女が均等になるよう地元で募集した。作業パフォーマンス(作業完了時間と誤りの数),三角筋前部の筋活動(静的,平均,およびピーク値の振幅確率密度関数APDF),上腕と前腕の協調活動指数,主観的不快度数,について,作業難度3段階の一連のドリル作業中の肩の疲労を訴える前後で,測定を行った。疲労を引き起こすために,被験者は肩の最大随意筋力の40%の準最大負荷で作業を継続した。この結果,疲労によって作業完了時間は減少し,これは年齢や性別によらなかった。また,疲労によって誤りは増加し,これは特に若い被験者において顕著であった。女性の筋活動は男性と比べて高かった。さらに,疲労に寄って肩のAPDFは疲労がない状態よりも低下することがわかった。筋肉の利用パターンは疲労によって変化し,上腕と前腕の協調活動が増加することで肩の筋活動の低下を補っていた。作業難度によって一連の値に影響はみられなかった。被験者は疲労した状態では高い不快度を感じ,これは女性において顕著であった。一連の測定の,客観的および主観的データから,作業パフォーマンスと生体力学的要求度とは疲労の影響を受け,その影響度合いは性別や年齢といった個別の要因によってへkなすることがわかった。本論文では,ドリル作業の遂行上の要求(疲労や作業難度)と個別要因(性別や年齢)とが,建設現場作業者の筋骨格的障害におよぼす影響を検討した。この結果をもとに,建設現場の一般的作業について,職業的な作業場の要求と作業者の特性との相互作用についての理解が深まろう。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
分類
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産業衛生,産業災害 

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