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J-GLOBAL ID：201002269015002940   整理番号：10A0799611

活かす水産の研究最前線-生産現場と食につながるトピックス-第7回 魚体の低温加工技術

著者 (1件)： 羽倉義雄 (広島大 大学院生物圏科学研究科)
資料名： 養殖  (Aqua Culture Magazine)
巻： 47  号： 9  ページ： 64-67  発行年： 2010年08月01日 
JST資料番号： G0742B  ISSN： 0044-0671  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マグロやカツオなどの冷凍魚において,凍結状態の魚体を解凍や加工に適したサイズに切断できれば,時間短縮,工程省略,衛生管理の面などで有利である。そこで本稿では,魚の切断加工や粉砕加工を目的として,筆者らが考案した凍結温度の変化に伴う魚体の低温材料力学物性の変化を積極的に利用する方法を概説した。低温材料力学物性を利用した魚体の切断加工(凍結割断)として,「輪切り切断加工」と「縦割り切断加工」について紹介した。さらに,凍結割断を用いて加工された魚体から筋肉組織を除いた骨組織を未利用資源として分離・回収する方法を述べた。

シソーラス用語： *フリーズフラクチャー法 ,  切断 ,  低温 ,  *魚類 ,  冷凍食品 ,  *水産加工 ,  凝固点
準シソーラス用語： 切断方法 ,  低温加工 ,  凍結温度 ,  *凍結割断

分類 (3件)： 魚類  (FH02020K) ,  動物性水産食品  (FJ13020C) ,  食品製造・加工・保蔵法一般  (FJ03010M)

タイトルに関連する用語 (4件)： 研究 ,  現場 ,  食 ,  低温加工