文献

J-GLOBAL ID：201002269016244688   整理番号：10A0983985

磁気的に改質された酵母細胞によるストロンチウムイオンのバイオ吸着

Biosorption of Strontium Ions by Magnetically Modified Yeast Cells

著者 (7件)： JI Yan-Qin (National Inst. for Radiological Protection, Beijing, CHN) ,  HU Yan-Tao (China Inst. of Atomic Energy, Beijing, CHN) ,  TIAN Qing (National Inst. for Radiological Protection, Beijing, CHN) ,  SHAO Xian-Zhang (National Inst. for Radiological Protection, Beijing, CHN) ,  LI Jinying (China Inst. of Atomic Energy, Beijing, CHN) ,  SAFARIKOVA Mirka (Inst. of Systems Biology and Ecology, Acad. of Sci., Ceske Budejovice, CZE) ,  SAFARIK Ivo (Inst. of Systems Biology and Ecology, Acad. of Sci., Ceske Budejovice, CZE)
資料名： Separation Science and Technology  (Separation Science and Technology)
巻： 45  号： 9/11  ページ： 1499-1504  発行年： 2010年05月15日 
JST資料番号： D0435B  ISSN： 0149-6395  CODEN： SSTEDS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水溶液中でのSr²⁺イオンの除去のための吸着剤として磁気的に改質された飼料酵母(Kluyveromyces fragilis)細胞を使用した。Sr²⁺の吸着量は増強Sr²⁺濃度と共に増大し20°CおよびpH=7にて,約80mgL^-1Sr²⁺初期濃度でプラトーに達した。バイオ吸着能力はpHによって影響を受け,4-7のpH範囲で一定吸着が見いだされた。バイオ吸着プロセスは高速で,およそ20分で平衡に達した。また酵母細胞の磁気改質によって,永久磁石を用いた懸濁液からの簡単な除去が可能となった。得られた結果から,磁気的に改質された酵母細胞が使用ずみ燃料再処理中において発生する液体高レベル廃棄物からのSr²⁺イオンの濃縮および分離のために使用できる将来有望な吸着剤であると結論付けた。

シソーラス用語： *酵母 ,  *ストロンチウム化合物 ,  *金属イオン ,  *吸着 ,  *収着 ,  飼料酵母 ,  水溶液 ,  除去 ,  懸濁液 ,  高レベル廃棄物 ,  吸着剤 ,  核燃料再処理 ,  磁気刺激
準シソーラス用語： *ストロンチウムイオン ,  *バイオ吸着

分類 (2件)： 各種物理的手法  (CC01030W) ,  濃厚飼料  (FD07030S)

タイトルに関連する用語 (6件)： 磁気 ,  改質 ,  酵母 ,  細胞 ,  ストロンチウムイオン ,  バイオ吸着