文献
J-GLOBAL ID:201002269030015586   整理番号:10A0434671

ノスズメノテッポウ(Alopecurus myosuroides Huds)のアセチル補酵素Aカルボキシラーゼとアセト乳酸シンターゼを阻害する除草剤に対する非標的部位抵抗性の複雑な遺伝的調節

Complex genetic control of non-target-site-based resistance to herbicides inhibiting acetyl-coenzyme A carboxylase and acetolactate-synthase in Alopecurus myosuroides Huds.
著者 (4件):
資料名:
巻: 178  号:ページ: 501-509  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アセチル補酵素Aカルボキシラーゼ(ACCアーゼ)を阻害する除草剤3種とアセト乳酸シンターゼ(ALS)を阻害する除草剤1種に対する非標的部位抵抗性(NTSR)の遺伝的調節を,ノスズメノテッポウ(Alopecurus myosuroides)において調べた。調節された100組の交雑組合せを用いて,各除草剤に対するNTSRとそれに関連する抵抗性パターンに関与する遺伝子座の最小数を調べた。親の抵抗性植物体は,圃場での使用量の1~12倍の除草剤使用量で生残した。1個体の植物体において,供試除草剤に対するNTSRは少なくとも1~3個の優性遺伝子座もしくは1個の劣性遺伝子座が関与していた。抵抗性を与えるのには,植物体1個体に少なくとも3個までのNTSR遺伝子座の蓄積が必要であると考えた。1種類の除草剤に対する抵抗性を与えるNTSR遺伝子座のほとんどが,他の供試除草剤に対する抵抗性を与えなかった。本試験は,NTSRが量的形質であることを示した最初の研究である。また,本研究によって,以下の3つのNTSRの複雑さのネスト化レベルが明らかになった:除草剤の種類と使用量に応じて植物体全体レベルで抵抗性を与えることができる遺伝子座;有性生殖を通じて多様なNTSR遺伝子座を蓄積することができる各植物体;それぞれが異なる数と組合せのNTSR遺伝子座を持っている多様な遺伝子型頻度で作られる集団。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般  ,  植物の生化学  ,  分子遺伝学一般  ,  雑草による植物被害 

前のページに戻る