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J-GLOBAL ID：201002269042540066   整理番号：10A1160837

ワクチンデリバリ:大きさ,幾何学,動力学,分子パターンの問題

Vaccine delivery: a matter of size, geometry, kinetics and molecular patterns

著者 (2件)： BACHMANN Martin F. (Cytos Biotechnology AG, Zuerich, CHE) ,  JENNINGS Gary T. (Cytos Biotechnology AG, Zuerich, CHE)
資料名： Nature Reviews. Immunology  (Nature Reviews. Immunology)
巻： 10  号： 11  ページ： 787-796  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： W1371A  ISSN： 1474-1733  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ワクチン開発者はある固有のジレンマに直面している。:安全性と耐性を損なわず免疫原性を最大にすること。初期のワクチンは長期の防御免疫応答を誘導するものだったが,耐性に大きな問題があり,次期ワクチンは副作用を殆ど持たなかったが免疫原性に制限があった。この問題を解決する唯一の方法は,疾患原因となる場合を例外として,病原体の全特性を持ったワクチンを設計することである。ワクチンデリバリ系が模倣する病原体には重要な特徴があり,それは大きさ,形状,表面分子組織化である。また,病原体関連分子パターンを利用することで,適応免疫を促進する自然免疫応答を誘導できるようになった。本総説において著者等は抗原デリバリの最適化およびワクチン効能の増幅などに用いられる最新の方法について概説した。内容:1)ワクチン設計におけるサイズの役割,2)ウイルス幾何学の利用,3)ウイルス性抗原の動力学の模倣,4)結語。

シソーラス用語： *ワクチン ,  ドラッグデリバリーシステム ,  免疫原性 ,  分子設計 ,  自然免疫 ,  ウイルスワクチン ,  ウイルス抗原
準シソーラス用語： *ワクチン設計

分類 (2件)： 抗原・抗体・補体の生産と応用  (ED04030W) ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  (GW22010D)

タイトルに関連する用語 (5件)： ワクチン ,  デリバリ ,  幾何学 ,  動力学 ,  分子