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J-GLOBAL ID:201002269046024410   整理番号:10A1031073

Cdx変異軸前駆細胞は野生型環境への移植によりレスキューされる

Cdx mutant axial progenitor cells are rescued by grafting to a wild type environment
著者 (3件):
資料名:
巻: 347  号:ページ: 228-234  発行年: 2010年11月01日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Cdx転写因子は軸の伸長に必要である。Cdx遺伝子は,軸の伸長のための新しい細胞を供給する領域である後部増殖帯で発現する。Cdx2+/-Cdx4-/-(Cdx2/4)変異胚はE8.5から軸の伸長の異常を示し,E10.5に軸の短縮化に至る。これらのデータは,Cdx変異体の長期的な軸前駆細胞は後部増殖に寄与する能力を内因的に傷害されている可能性を生じさせる。我々は,野生型増殖帯環境へ変異細胞を移植することにより軸前駆細胞の細胞自律的欠損を同定できるかどうかを調べた。我々はCdx2/4の欠損が出現する期間にわたり引き続き培養した未標識の野生型のレシピエントへの,GFP標識した変異および野生型前駆細胞の寄与を比較した。移植細胞の子孫を,伸長する軸における分化した組織と,後部増殖帯へのそれらの寄与に関して評点をつけた。野生型および変異移植前駆細胞由来の子孫の寄与の間に違いは検出されなかった。このことは野生型レシピエントの増殖帯によるCdx変異前駆細胞のレスキューが非細胞自律的に提供されることを示す。最近我々は,Cdx変異体の未成熟な軸の終結が後部増殖帯における標準的Wntシグナリングの刺激により部分的にレスキューできることを示した。ここで示したデータと併せて,このことはCdx遺伝子が後部軸前駆細胞に関するシグナリング依存性ニッチを維持するために機能することを示唆する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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