抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【撤回論文】出版社からの連絡により。---2004年7月に発生した台風10号により,徳島県南部地域では1日に1317mmの降雨が記録された。この豪雨により,徳島県木沢村では数多くの土砂災害が発生した。特に白石地区では,土石流が発生した後に源頭部谷底に沿って地すべりが発生した。数メーターを越える移動量の二次および三次クリープ変動を繰り返し,斜面変動が続いた。しかし,最終的には急速な崩壊には至らなかった。この原因を解明するため,地すべり地から採取した風化して土砂化した蛇紋岩の試料について残留強度特性を調べた。その結果,残留強度がせん断速度の増加によって大きくなる傾向が見出された。これにより地すべり土塊の加速・減速といった繰り返し運動が続いたと推定される。(著者抄録)