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J-GLOBAL ID：201002269057535840   整理番号：10A0970099

カソード蒸気中での放電燃焼のカソードの二重シース

The double sheath on cathodes of discharges burning in cathode vapour

著者 (2件)： BENILOV M S (Universidade da Madeira, Funchal, PRT) ,  BENILOVA L G (Universidade da Madeira, Funchal, PRT)
資料名： Journal of Physics. D. Applied Physics  (Journal of Physics. D. Applied Physics)
巻： 43  号： 34  ページ： 345204,1-11  発行年： 2010年09月01日 
JST資料番号： B0092B  ISSN： 0022-3727  CODEN： JPAPBE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 真空アークや揮発性材料で作られたカソードへの低から高までの圧力のアーク放電のようなカソード蒸気中で燃焼する放電におけるポテンシャルの分布が最大値(ポテンシャルハンプ)を有することが以前から理解されていた。現在まで,大部分の研究者はカソードジェット中のプラズマ加速はガスの動的性質によるものであり,カソードスポット中で生じる高圧によって引き起こされたプラズマ圧力勾配に関連したものであると思われていたが,カソード蒸気中で燃焼する放電でのポテンシャルハンプの問題はその深刻さを保持したままである。この研究では,カソードで放出された中性子原子のイオン化による無衝突空間電荷シースの問題が数値的に取り扱われる。数学問題が解かれ,その解はただ一つであることが示された。このモデルの枠組みの中で,シースはポテンシャル最大値をもち,カソード表面へ戻る最大値より前に生じたイオンとプラズマ中に逃げる最大値後のものをもつ二重層を表す。数値結果は真空アークのようなカソード蒸気中で燃焼する放電解析に容易に適用可能な形式で与えられる。特に,結果はそのような放電でのイオン逆流係数が0.5を越え,実験値から抜き出された値と一致することを示す。

シソーラス用語： *カソード ,  *蒸気 ,  *放電 ,  *燃焼 ,  *プラズマさや ,  *プラズマ ,  *イオン ,  *数値解析 ,  *電場 ,  *空間電荷 ,  *プラズマ二重層 ,  電位
準シソーラス用語： カソード蒸気 ,  プラズマシース ,  静電ポテンシャル

分類 (1件)： 気体放電  (BJ03020T)

タイトルに関連する用語 (5件)： カソード ,  蒸気 ,  放電 ,  燃焼 ,  シース