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J-GLOBAL ID:201002269075155869   整理番号:10A0213775

マグネシウム粉末層上の火炎伝播に及ぼす粒子サイズの影響

Effects of particle size on flame spread over magnesium powder layer
著者 (4件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 122-128  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: H0634A  ISSN: 0379-7112  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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マグネシウム粉末層上の火炎伝播を実験し,金属粉末上の火炎伝播機構を明らかにし,金属粉末による火災消火の効果的な方法を確立した。4種のマグネシウム粉末として平均粒子径60,170,360,500μmのものを使用した。大粒子サイズ(D>170μm)の場合の火炎伝播速度は粒子サイズの増加に伴い僅かに上昇した。しかし,小粒子サイズ(D<63μm)の場合の火炎伝播速度は著しく上昇した。マグネシウム粉末層の詳しい表面温度履歴について赤外線(IR)サーモグラフィーを使用して測定した。予熱領域の温度分布に基づき,長さL,深さδ及び時間τを計算した。大粒子サイズ(D>170μm)のスケール比率L/δは殆ど一定であり,これは支配的な熱移動機構としてマグネシウム粉末層(固相)を通した熱伝導であることを示している。しかし,小粒子サイズ(D<63μm)のL/δは約2.7であり,これは支配的な熱移動機構が対流であることを示している。マグネシウム粉末層上の火炎伝播をde Risモデル,1次元火炎伝播モデル及び表面フラッシュモデルにより計算した。大粒子サイズ(D>170μm)の場合,実験の火炎伝播速度及び1次元モデルにより予測した火炎伝播速度はよく一致した。しかし,この火炎伝播速度はde Risモデルでは低く予測され,これはde Risモデルが明らかに気相からの熱のフィードバックのみを考慮しているからである。小粒子サイズ(D<63μm)では実験による火炎伝播速度及び表面フラッシュモデルにより予測された火炎伝播速度はよく一致した。これは,小粒子層上の火炎伝播はむしろ気相火炎拡大と同様の機構によると表現できることを示している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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火災  ,  その他の物理的・機械的性質 
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