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J-GLOBAL ID：201002269088644729   整理番号：10A0995503

SrFCl結晶中のSm²⁺イオンに由来する⁵D_J→⁷F_J蛍光線の幅とスペクトル位置の温度依存性

Temperature dependence of spectral positions and widths of ⁵D _J → ⁷F _J fluorescence lines originating from Sm²⁺ ions in SrFCl crystals

著者 (3件)： KUZNETSOV Anatoli (Inst. of Physics, Univ. of Tartu, Riia Street 142, 51014 Tartu, Estonia) ,  LAISAAR Arlentin (Inst. of Physics, Univ. of Tartu, Riia Street 142, 51014 Tartu, Estonia) ,  KIKAS Jaak (Inst. of Physics, Univ. of Tartu, Riia Street 142, 51014 Tartu, Estonia)
資料名： Optical Materials  (Optical Materials)
巻： 32  号： 12  ページ： 1671-1675  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： W0468A  ISSN： 0925-3467  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Sm²⁺ドープSrFCl結晶の⁵D₀→⁷F₀,⁵D₀→⁷F₁,⁵D₁→⁷F₀電子遷移に対応する光ルミネセンス線のスペクトル位置と幅の温度依存性を,周囲圧力下,87~625Kで測定した。用いた全温度範囲でこれらの全ての遷移に対する均一な線幅Γ_h(T)の温度依存性は,Debye温度T_D≒230Kで音響フォノンの二光子Raman散乱により記述できた。温度と圧力で誘起した偏移を比較し,調べた全ての発光線が何故温度に対して青方偏移するかを明らかにした。これはまた,線偏移の大きな部分が電子-フォノン結合の増大ではなく,昇温に伴うホスト結晶の熱膨張により生じることに起因した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *蛍光スペクトル ,  *スペクトル線幅 ,  温度依存性 ,  光ルミネセンス ,  Debye温度 ,  Raman散乱 ,  フォノン ,  青方偏移 ,  電子-フォノン相互作用 ,  熱膨張 ,  塩化物 ,  フッ素化合物 ,  ストロンチウム化合物 ,  サマリウム ,  *電子遷移
準シソーラス用語： 音響フォノン

分類 (1件)： 無機化合物のルミネセンス  (BM08093J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 結晶 ,  イオン ,  蛍光 ,  スペクトル ,  温度依存性