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J-GLOBAL ID:201002269136716982   整理番号:10A0605500

ボーデン帯水層における不均一DNAPL汚染源(ソースゾーン)の分配および界面吸着トレーサーを用いた特性評価:残留物の形態およびバックグラウンド吸着

Characterization of a heterogeneous DNAPL source zone in the Borden aquifer using partitioning and interfacial tracers: Residual morphologies and background sorption
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巻: 115  号: 1-4  ページ: 79-89  発行年: 2010年06月25日 
JST資料番号: E0688B  ISSN: 0169-7722  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ボーデン砂質帯水層において孔間分配トレーサー試験(PITT)を行い,年数を経た不均一DNAPL汚染源(ソースゾーン)の特性評価を行った。この汚染源は,塩素系溶媒のDNAPLが50L浸透してから5年間の自然の地下水流れの間に生成した。残存しているDNAPLの量および形態の水平方向の変動を評価するため,4箇所のスイープゾーンを分析した。この汚染源の飽和残留性が低いことから,自然バックグランド吸着に対するトレーサー破過データの補正を必要とした。スイープゾーンの残存DNAPLのパーセンテージの補正推定値(全13.2-16.6%),平均飽和率(0.05-0.18%)および分布は,詳細なトランセクト調査,コア試験および地中レーダーの所見に基づいたこれまでの調査結果と良好な一致を示した。新たに定義された測定基準の”平均等価球半径(ASRE)”を用いて,DNAPLが存在するスイープゾーンの平均大きさの推定値から,シングルポアのDNAPLの小滴が優占していることが明らかにされ,DNAPLのプールが無いことが示唆された。トレーサー試験で,ほとんどのDNAPLが枯渇したスイープゾーンのDNAPLの存在は,堆積物への吸着が増加して,DNAPL浸透物に添加され残留したスーダンレッド系色素のSudan IVによって過大評価される可能性があることが示唆された。疎水性化合物が廃溶媒のDNAPL中に通常存在するため,このことが,PITTsを用いて年数を経たDNAPL汚染源の特性評価を行う場合には,追加的吸着を考慮する必要があることを示唆している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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水質汚濁一般  ,  トレーサ利用一般 
タイトルに関連する用語 (14件):
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