抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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二次元記録(TDMR)の可能性について,高トラック密度の観点から検討した。現行のヘッド・媒体を用いたシングル記録時の747曲線の測定を行うと同時に,再生ヘッドSN比を考慮した絞込みモデルを用いて747曲線を解析的に導出した。再生ヘッドが絞り込まれたデータ領域の中心線上に位置することができる限り,オフトラック許容量は現行記録方式よりも広くなることが確認された。モデル化された747曲線はシングル記録方式,現行記録方式の両者で実験結果とよい一致を得,狭トラックピッチのシングル記録の可能性が示された。また,狭トラックピッチ抑制のためには効果的にイレーズバンドを抑制する必要があるが,シングル記録の場合はトラック片側のイレーズバンド抑制が可能であることをヘッドスキュー角を付与した実験で明らかにした。(著者抄録)