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J-GLOBAL ID:201002269227882249   整理番号:10A0109454

プロトン移動反応-質量分析法による生体不飽和アルコールの検出支援についての実験室的研究

Laboratory studies in support of the detection of biogenic unsaturated alcohols by proton transfer reaction-mass spectrometry
著者 (8件):
資料名:
巻: 290  号:ページ: 14-21  発行年: 2010年02月01日 
JST資料番号: D0625A  ISSN: 1387-3806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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プロトン移動反応-質量分析計(PTR-MS)のドリフトチューブ内における電場/緩衝気体数密度比(E/N)が,次の7種の共通的生体不飽和アルコールの生成物イオン分布に与える影響を調べた。すなわち,2-メチル-3-ブテン-2-オール,1-ペンテン-3-オール,cis-3-ヘキセン-1-オール,trans-2-ヘキセン-1-オール,1-オクテン-3-オール,6-メチル-5-ヘプテン-2-オール及びリナロオールである。低E/N値においての主要な生成物イオンは,脱水したプロトン化アルコールである。E/Nの増加は,全化合物に対してより激しいフラグメンテーションを招いた。cis-3-ヘキサノール及び6-メチル-5-ヘプテン-2-オールに対しては,プロトン化分子の寄与は,一般に使用されるPTR-MSのE/N値(120~130 Td)に関してE/N値を減じることによって増強できた。研究した異性体種の一部の間で顕著な差異を検出し,選択的検出に対する一つの方法を開いた。C10アルコールのリナロオールは主に,やはりモノテルペン類のPTR-MSの指紋であるm/z 137と81において生成物イオンを生じた。これはリナロオールとモノテルペン類が試料空気中に同時に存在するときの,モノテルペンの定量を複雑にする可能性があった。さらに,PTR-MSのインレットラインに存在する水蒸気が生成物イオンの分布に及ぼす影響を決定した。不飽和アルコールの重要指紋イオンの一部が,インレットラインの水蒸気圧に著しく依存することを発見した。これらの指紋イオンは,PTR-MSによるこれら化合物の厳密定量に対して考慮されるべきである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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有機化合物の物理分析 
物質索引 (7件):
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