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J-GLOBAL ID：201002269251510506   整理番号：10A0869922

素形材 Fe,Cを含有するα-β型チタン合金の被削性および熱間加工性に及ぼす合金元素の影響

Material Processing Technologies: Effect of Alloy Elements on Machinability and Hot Workability of α-β Titanium Alloy Containing Fe and C

著者 (4件)： 村上昌吾 (神戸製鋼所) ,  尾崎勝彦 (神戸製鋼所) ,  小野公輔 (神戸製鋼所) ,  逸見義男 (神戸製鋼所)
資料名： R&D神戸製鋼技報  (R&D/神戸製鋼技報)
巻： 60  号： 2  ページ： 37-41  発行年： 2010年08月05日 
JST資料番号： F0164A  ISSN： 0373-8868  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： KS EL-F合金(Ti-4.5Al-4Cr-0.5Fe-0.15C)をベース成分として,Cr及びAlを代替した合金の被削性と熱間加工性を調べた。Cr代替元素としてFe,Mo,V,Ni,Mn及びCoを選択し,Al代替元素としてSnを選択した。被削性に及ぼす合金元素の影響を調べるため,α相組織となるβ変態点以上の1100°Cで焼鈍した。旋削加工試験及びビッカース硬度測定を行い,熱間加工シミュレータを用いて加工性を評価した。Cr代替元素としてMo及びFeが有効であり,高Fe系合金(1~2.5Cr+1.25~2Fe)では工具摩耗がベース合金よりも30%改善した。また600°Cでの熱間加工性が向上した。高Fe系合金ではTiCr₂析出物の生成が抑制され,時効脆化が改善した。

シソーラス用語： *チタン合金 ,  α相 ,  β相 ,  炭素含有合金 ,  アルミニウム添加合金 ,  スズ添加合金 ,  クロム添加合金 ,  鉄添加合金 ,  モリブデン添加合金 ,  *合金元素 ,  *被削性 ,  熱間加工 ,  *成形性 ,  転移温度 ,  焼なまし ,  押込硬さ ,  工具摩耗 ,  脆化 ,  析出物

分類 (2件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

引用文献 (8件)：

• ADVANCED MATERIALS & PROCESSES/OCTOBER,(2003), p. 38.
• グラフ記事: 最新の航空機開発を支える材料技術, ふぇらむ, Vol.11, No.2(2006), pp. 2-6.
• H. Oyama et al.: Materials Science Forum, 426-432(2003), p. 713.
• 尾崎勝彦ほか: R & D神戸製鋼技報, Vol.55, No.3(2005), pp. 61-63.
• 小野公輔ほか: 軽金属, Vol.55, No.12(2005), pp. 673-677.

タイトルに関連する用語 (6件)： 素形材 ,  Fe ,  β型チタン合金 ,  被削性 ,  熱間加工 ,  合金元素