文献
J-GLOBAL ID:201002269260612311   整理番号:10A1033960

薬物の熱挙動 ナプロキセンとセレコキシブの分解速度論に関する研究

Thermal behavior of drugs Investigation on decomposition kinetic of naproxen and celecoxib
著者 (1件):
資料名:
巻: 102  号:ページ: 285-289  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: H0095C  ISSN: 1388-6150  CODEN: JTHEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ナプロキセンとセレコキシブの熱分解挙動をDSCと同時TG-DTAを使用して調べた。両薬物のDSC曲線に対する加熱速度の効果も評価し,熱分解の活性化エネルギー,頻度因子,ΔG,ΔH,ΔSをASTM E698法とOzawa法で計算した。ナプロキセンは158.1°Cで融解したのち196~300°Cで熱分解し,分解ピーク温度は290.9°C,重量損失は100%であった。セレコキシブの融点は165.1°C,熱分解範囲は245~359°C,分解ピーク温度は352.1°C,重量損失は76.5%であった。加熱速度5~20°C min-1で測定したDSC曲線は加熱速度の増大に伴って両薬物の融点と熱分解温度が高温側に約20~40°C移動することを示していた。Ozawa法で計算した速度論的パラメータ(活性化エネルギー,頻度因子)はASTM法よりやや高い値であった。ナプロキセンとセレコキシブのΔGは同等であったが,セレコキシブのΔHとΔSはナプロキセンより高い値であった。分子量が高いセレコキシブはナプロキセンより熱安定性が良好である。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の化学分析  ,  薬物の分析 

前のページに戻る