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J-GLOBAL ID:201002269353872356   整理番号:10A0331461

2003年の南極オゾンホールにおけるオゾン強化層

Ozone Enhanced Layers in the 2003 Antarctic Ozone Hole
著者 (2件):
資料名:
巻: 88  号:ページ: 1-14 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0095A  ISSN: 0026-1165  CODEN: JMSJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2003年のオゾンホール散逸期に昭和基地とNeumayer基地のオゾンゾンデ・データを使って標題強化層を調べた。オゾンホール面積極大後の1か月の22ゾンデ観測では,17層を下部成層圏の14~21kmで検出し,厚さは2.1km以下であった。層内の最大オゾン混合比からこれの大部分の起源は渦境界域である事を示唆した。反転領域充填解析から上記境界層域に起源を持つ空気素片が水平に薄いフィラメントの形で両基地に到達した事を指示した。これらの構造は遷移プラネタリー規模Rossby波によるカオス的移流によって形成され,水平風の鉛直シヤによって鉛直でも薄くなった。オゾンホール内部の標題層は極向きRossby波の破砕と輸送される空気素片の起源を識別する有用な尺度であり得た。オゾン全量の増加に対する標題層の寄与を1か月の解析期間に対して2.1DUと推定し,同じ期間の渦平均オゾン全量の増加の1/10以下であった。一方,これはオゾンホール面積極大時期の高度14~21km域の背景オゾン気柱の約半分に対応した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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成層圏・中間圏 
タイトルに関連する用語 (4件):
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