文献

J-GLOBAL ID：201002269362181897   整理番号：10A0670347

膜バイオリアクタによるオリーブ工場廃水処理:プロセス安定性と汚損の問題

Olive mill wastewater treatment in a membrane bioreactor: process stability and fouling aspects

著者 (2件)： DHAOUADI H. (Univ. Monastir, TUN) ,  MARROT B. (Univ. Paul Cezanne Aix-Marseille III, FRA)
資料名： Environmental Technology  (Environmental Technology)
巻： 31  号： 7  ページ： 761-770  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： C0125B  ISSN： 0959-3330  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セラミック膜ユニットを外部に備えたバイオリアクタを用いて,オリーブ工場廃水(OMW)処理を行い,プロセスの安定性と膜汚損を検討した。3種類の希釈されたOMW水溶液を処理原料として用いて連続的に反応器に供給した。活性スラッジとして順化したバイオマスを使用し,プロセス安定性を処理水の水質と圧力,質量流速,溶存酸素などの運転条件によって調べた。この結果,容量15Lの反応器を用いた場合,短時間のバックパルス法を採用することによって,ほとんど懸濁物質なしに,またほとんどフェノール化合物の生成なしに,約100L/h/m²の処理水フラックスを得ることが出来た。運転時間中に膜汚損は起こらなかった。すなわち,バックパルスを伴う濾過を行うことにより処理水のフラックスを改善することが出来,化学処理によるクリーニングの回数を減らすことが可能である。

シソーラス用語： バイオリアクタ ,  *膜反応器 ,  *工場廃水 ,  廃水処理 ,  *汚損 ,  セラミック ,  順応 ,  廃水処理水 ,  フェノール類 ,  プロセス制御 ,  懸濁物質 ,  溶存酸素 ,  条件 ,  オリーブ油 ,  食品工場 ,  活性汚泥法
準シソーラス用語： 活性スラッジ法 ,  オリーブ工場 ,  バックパルス ,  フェノール化合物 ,  運転条件

分類 (4件)： 下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H) ,  産業廃水処理  (SC03080D) ,  廃水処理  (FJ02022Y) ,  化学プロセスの制御  (XC02020N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 膜バイオリアクタ ,  オリーブ工場廃水 ,  プロセス ,  安定性 ,  汚損