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J-GLOBAL ID：201002269377047755   整理番号：10A0664462

心房性ナトリウム利尿因子受容体グアニル酸シクラーゼのATPによるアロステリック活性化

ATP allosteric activation of atrial natriuretic factor receptor guanylate cyclase

著者 (3件)： DUDA Teresa (Salus Univ., PA, USA) ,  YADAV Prem (Salus Univ., PA, USA) ,  SHARMA Rameshwar K. (Salus Univ., PA, USA)
資料名： FEBS Journal  (FEBS Journal)
巻： 277  号： 11  ページ： 2550-2563  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： B0206B  ISSN： 1742-464X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 心房性ナトリウム利尿因子受容体グアニル酸シクラーゼ(ANF-RGC)に対するATPの調節作用が,直接的なアロステリック効果によるものか,あるいは,リン酸化を介した間接的な作用によるものかを検証した。そのためのプローブとして,スタウロスポリンの利用を検討し,ATPアナログであるアデニリル-イミド二リン酸との競合実験を行った。その結果,スタウロスポリンはARMドメインのATP結合部位に結合すると推察できた。これは,分子モデリングによる検討からも確認できた。これらの結果を踏まえて,COS細胞で発現させたANF-RGCに対するスタウロスポリンの作用を調べた。スタウロスポリンは,心房性ナトリウム利尿因子に依存したANF-RGCの活性化をアロステリックに調節した。ATPは,直接的なアロステリック効果により,ANF-RGCの活性化を刺激すると結論した。

シソーラス用語： *グアニル酸シクラーゼ ,  *膜受容体 ,  *ANP受容体 ,  アロステリック効果 ,  *タンパク質キナーゼC阻害剤 ,  結合部位 ,  モデリング ,  分子構造 ,  計算機シミュレーション ,  COS細胞 ,  アデニンヌクレオチド ,  リボヌクレオチド ,  エーテル ,  ラクタム ,  酸素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  第二アミン
準シソーラス用語： *グアニル酸シクラーゼ受容体 ,  ドッキングシミュレーション ,  分子モデリング

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  細胞膜の受容体  (EF04030C)

物質索引 (2件)： ATP ,  スタウロスポリン

タイトルに関連する用語 (5件)： 心房性ナトリウム利尿因子 ,  受容体 ,  グアニル酸シクラーゼ ,  ATP ,  活性化