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J-GLOBAL ID:201002269406596470   整理番号:10A1090994

マシニングセンターで抽出したタケ繊維を用いた結合材なし未加工複合材の作製

Fabrication of Binder-free Green Composite Using Bamboo Fibers Extracted with a Machining Center
著者 (5件):
資料名:
巻: 447/448  ページ: 760-764  発行年: 2010年 
JST資料番号: D0744C  ISSN: 1013-9826  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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熱間プレス成形による100%タケ繊維の結合剤なしの未加工複合材を成形した。自然のタケをマシニングセンターに置き,タケパイプに沿う螺旋工具経路のエンドミリングで,高品質のタケ繊維を抽出した。抽出したタケ繊維は,約10mm長さと200μmの径であった。結合剤なしのタケ繊維複合材を熱間プレス成形により作製し,25mm×125mmの矩形タケ繊維板に対し,成形温度を種々に変え,タケ繊維板の外観,表面粗さと密度を評価した。引張強度,Young率と対数減衰率を測定した。150°C以上の成形温度で,繊維板の表面粗さは,ほとんど1μmRaと11μmRzの一定値になったが,150°C以下の成形温度では,表面粗さが大きかった。タケ繊維板密度は,タケより大きく,成形温度により増加し,100°Cで一定になった。厚みは成形温度で減少し,重さも100°C以上で減少した。タケ繊維板のYoung率はタケより大きく,タケ繊維板の引張強度は,繊維方向でタケより小さく,引張強度とYoung率は,190°Cで最高値を示した。タケ繊維板の対数減衰率は,タケより小さく,成形温度により減少し,170°C以上で0.06の一定値になった。上記の結果から,適当な成形温度は190°Cであると結論した。また,複雑な3次元未加工複合材の作製を実証した。
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分類 (2件):
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各種パルプの製造  ,  その他の材料 

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