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J-GLOBAL ID：201002269407873329   整理番号：10A1107247

プロトン化と脱プロトン化エストロンイオンの分解経路の解明:光分解生成物の同定への応用

Elucidation of the decomposition pathways of protonated and deprotonated estrone ions: application to the identification of photolysis products

著者 (6件)： BOURCIER Sophie (Ecole Polytechnique, Palaiseau, FRA) ,  POISSON Clementine (Ecole Polytechnique, Palaiseau, FRA) ,  SOUISSI Yasmine (Ecole Polytechnique, Palaiseau, FRA) ,  KINANI Said (Ecole Polytechnique, Palaiseau, FRA) ,  BOUCHONNET Stephane (Ecole Polytechnique, Palaiseau, FRA) ,  SABLIER Michel (Ecole Polytechnique, Palaiseau, FRA)
資料名： Rapid Communications in Mass Spectrometry  (Rapid Communications in Mass Spectrometry)
巻： 24  号： 20  ページ： 2999-3010  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： T0695A  ISSN： 0951-4198  CODEN： RCMSEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 4重極飛行時間型質量分析を用いる液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析(LC/MS/MS)実験における衝突活性化下でのプロトン化エストロン(E1)の解離経路を特性化した。エストロンメチルエーテル(CH₃-E1)とエストロン-d₄(EI-d₄)のMSスペクトルをE1のそれと比べ,プロトン化と脱プロトン化分子の解離機構を解明し,それぞれの生成物イオンの可能な構造を提案した。E1のMSスペクトルをエストラジオール(E2),エストリオール(E3),及び17-エチニルエストラジオール(EE2)と比較し,エストロゲン構造のそれぞれの環に対するマーカーイオンの同定が可能となった。得られたイオンは,エストロン分子のそれぞれの環の光分解によって誘起される構造変化を特性化し,環境中での新規代謝物の決定に非常に有用である。

シソーラス用語： *プロトン化 ,  *脱プロトン ,  *光分解 ,  *同定 ,  エストロゲン ,  四重極質量分析 ,  飛行時間法 ,  LC-MS分析 ,  タンデム質量分析 ,  解離 ,  代謝産物 ,  アセチレン化合物 ,  フェノール類 ,  ノルステロイド ,  ジオール ,  ステロイド ,  ポリオール ,  ケトン ,  ステロイドホルモン
準シソーラス用語： LC/MS/MS ,  衝突活性化解離

分類 (3件)： 有機化合物の各種分析  (CC08034J) ,  ステロイド  (CF10040O) ,  光化学反応,ラジカル反応  (CF02090A)

物質索引 (4件)： 17-エチニルエストラジオール ,  エストラジオール ,  エストリオール ,  エストロン

タイトルに関連する用語 (8件)： プロトン化 ,  脱プロトン化 ,  エストロン ,  イオン ,  分解経路 ,  分解生成物 ,  同定 ,  応用