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J-GLOBAL ID:201002269428490560   整理番号:10A0965920

緑膿菌MR01によって生成されたラムノリピッド-型バイオサーファクタントの構造特性評価:γ照射を用いたジ-ラムノリピッド比率の増強

Structural characterization of a rhamnolipid-type biosurfactant produced by Pseudomonas aeruginosa MR01: Enhancement of di-rhamnolipid proportion using gamma irradiation
著者 (9件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 397-405  発行年: 2010年12月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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緑膿菌の固有菌株,MR01がラムノリピッド-型バイオサーファクタントを生成できることを以前に報告した。ここでは,この天然生成物の構造特性を定義付けることを試みた。薄層クロマトグラフィー(TLC)による抽出されたバイオサーファクタントの分析は,基準モノ-およびジ-ラムノリピッドのそれと対応した2つの化合物の存在を示した。2つの構造的に別個のラムノリピッドの同定が,1Hおよび13C核磁気共鳴(NMR)分光法によって確認された。抽出されたバイオサーファクタントの液体クロマトグラフィー/質量分析(LC/MS)は,17までの異なるラムノリピッド同族体を示した。さらなる定量化は,主な化合物(77.2%)としてジ-ラムノリピッドを示し,一方モノラムノリピッドはMR01バイオサーファクタントのより小さな比率(22.8%)から成っていることを示した。Rha-Rha-C10-C10がMR01バイオサーファクタントの主成分(35.93%)として確認された。MR01バイオサーファクタントのヒトがんHela細胞に対する細胞毒活性は,5μg/mlの優れた抑制作用を示した。γ線照射によって生成された単離突然変異体菌株(MR01-C)は,親菌株に比べて1.5倍以上のバイオサーファクタント生成および活性を示した。MR01-Cによって生成されたバイオサーファクタントの分析は,試料中でのジ-ラムノリピッドの大きさが,88.6%まで増大し(対照標準よりも~15%高い),およびRha-Rha-C10-C10の量が52.08%へ増大する(対照標準よりも~45%高い)ことを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生体物質一般  ,  微生物代謝産物の生産 

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