澱粉-g-(アクリル酸tert-ブチル)及び澱粉-g-(アクリル酸n-ブチル)共重合体のヒドロゲル  合成と構造

FARES Mohammad M.; EL-FAQEEH Adeeb S.; GHANEM Hasan; OSMAN Mohammad E.; HASSAN Elfatih A.

文献

J-GLOBAL ID：201002269486047374 整理番号：10A0264561

澱粉-g-(アクリル酸tert-ブチル)及び澱粉-g-(アクリル酸n-ブチル)共重合体のヒドロゲル合成と構造

Hydrogels of starch-g-(tert-butylacrylate) and starch-g-(n-butylacrylate) copolymers: Synthesis and formation

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資料名：
巻： 99 号： 2 ページ： 659-666 発行年： 2010年02月
JST資料番号： H0095C ISSN： 1388-6150 CODEN： JTHEA 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

コーンスターチと単量体(アクリル酸tert-ブチル,アクリル酸n-ブチル)のグラフト共重合で澱粉-g-(アクリル酸tert-ブチル)及び澱粉-g-(アクリル酸n-ブチル)共重合体を合成し,特性を評価した。重量分析,TG-DTG分析,FTIR分光法,X線回折分析,走査電子顕微鏡法,酸加水分解-粘度平均分子量測定,吸水率測定,吸湿性測定を使用した。グラフト効率,粘度平均分子量,吸水率に対する単量体,開始剤(硝酸セリウムアンモニウム;CAN)濃度,重合温度,単量体/澱粉比率の効果を調べた。液量100ml中での澱粉1gに対するアクリル酸tert-ブチルの最適グラフト条件は,単量体濃度0.04mol/l,CAN濃度9.0×10^-4mol/l,20°Cであった。アクリル酸n-ブチルは単量体濃度0.04mol/l,CAN濃度4.0×10^-3mol/l,30°Cであった。>20°Cの重合温度ではグラフト効率は極大値まで増大したのち減少した。結晶度と熱安定性が高く海綿状構造の澱粉-g-(アクリル酸n-ブチル)ヒドロゲルの吸水率は澱粉-g-(アクリル酸tert-ブチル)ヒドロゲルの約10倍であった。

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高分子固体の構造と形態学 , 有機物質の各種分析一般

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澱粉-g-(アクリル酸tert-ブチル)及び澱粉-g-(アクリル酸n-ブチル)共重合体のヒドロゲル 合成と構造

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