抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ピンクと黄色の由緒あるBattenbergケーキが着色料を合成品から天然品に切替えることになったが,クリーンラベルの品質表示後の色や味の変化を消費者がどう評価するかに懸念がある。「天然」原料に対する消費者の意識は多様で統一がない。「クリーンラベル」について定義がなく,流通業者がそれぞれ除去しようとする添加物はまちまちであるが,95%は共通している。National Starch社はアメリカ,イギリス,ドイツで消費者調査を行い,化学的合成品を使わず,シンプルな原材料表示,加工度が低い,との3条件を「クリーンラベル」の定義にしてはと提案し,かなりのメーカー,小売店から積極的な反応を得たとしている。その他クリーンラベル製品の価格が高くなってしまうこと,ベーカリー製品や飲料などのクリーンラベルの添加物を調査中のCampden BRI社の報告が近々出ることなどについて述べた。