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J-GLOBAL ID：201002269499563754   整理番号：10A0066310

Particle Swarm Optimizationの力学系に対する乱数を考慮した安定性解析:持続探索のための最良パラメータ

Stability Analysis in Consideration of Random Numbers for Particle Swarm Optimization Dynamics : The Best Parameter for Sustainable Search

著者 (2件)： 小熊祐司 (慶應義塾大学 大学院理工学研究科) ,  相吉英太郎 (慶應義塾大学 理工学部)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 130  号： 1  ページ： 29-38 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 多峰性連続関数の大域的最適化手法として,Particle Swarm Optimization(PSO)が近年関心を集めている。PSOのアルゴリズムは,その係数が反復ごとに乱数により変化する時変力学系の数式モデルで記述されるが,大域的最適化手法で重要な多様化と集中化を探索過程で実現することは困難なため,この問題を克服する手法が種々の提案されている。本論文は,係数が乱数で変動することを直接考慮したPSOモデルの安定性解析を行い,安定/不安定領域の境界を精度よく確定し,係数の値が探索行動に及ぼす影響を考察した。また係数を安定領域と不安定領域の境界付近に設定することで,問題に依存せずに探索の多様化と集中化が持続的に行えるPSOモデルを構築した。その性能を,数値実験により評価した。

シソーラス用語： 最適化手法 ,  発見的方法 ,  最適化 ,  関数 ,  力学系 ,  *安定性解析 ,  乱数 ,  計算機アルゴリズム ,  数学モデル ,  境界 ,  探索問題 ,  安定性 ,  多様化 ,  集中化 ,  実験 ,  性能評価
準シソーラス用語： PSO ,  *パーティクルスウォーム最適化 ,  メタヒューリスティクス ,  大域的最適化 ,  多峰性関数 ,  連続関数 ,  数値実験

分類 (1件)： 人工知能  (JE08000Z)

引用文献 (26件)：

• (1) J. Kennedy and R. C. Eberhart: “Particle Swarm Optimization”, Proc. of IEEE International Conference on Neural Networks, pp. 1942-1948 (1995)
• (2) Y. Shi and R. C. Eberhart: “A Modified Particle Swarm Optimizer”, Proc. of IEEE International Conference on Evolutionary Computation, pp. 69-73 (1998)
• (3) J. Kennedy and R. C. Eberhart: “Swarm Intelligence”, Morgan Kaufman (2001)
• (4) H. Yoshida, K. Kawata, Y. Fukuyama, S. Takayama, and Y. Nakanishi: “A Particle Swarm Optimization for Reactive Power and Voltage Control Considering Voltage Security Assessment”, IEEE Trans. Power Syst., Vol. 15, No. 4, pp. 1232-1239 (2001)
• (5) M. A. Abido: “Optimal Design of Power System Stabilizers Using Particle Swarm Optimization”, IEEE Trans. Energy Convers., Vol. 17, No. 3, pp. 406-413 (2002)

タイトルに関連する用語 (5件)： 力学系 ,  乱数 ,  安定性解析 ,  探索 ,  パラメータ