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J-GLOBAL ID：201002269514791572   整理番号：10A0890030

選択されたインドと南アフリカのセメントクリンカーの比較評価

A comparative assessment of selected Indian and South African cement clinkers

著者 (4件)： CHOCKALINGAM Ramesh B. (Ahlcon Ready Mix Concrete (P) Ltd, Bangalore) ,  SANTHANAM M. (IIT Madras) ,  BALLIM Y. (Univ. Witwatersrand, ZAF) ,  GRAHAM P. C. (Univ. Witwatersrand, ZAF)
資料名： Indian Concrete Journal  (Indian Concrete Journal)
巻： 84  号： 6  ページ： 9-16  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： D0358A  ISSN： 0019-4565  CODEN： ICJOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： インド (IND)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 早強コンクリートやマスコンクリートの建造物の設計に際しては,セメントの熱反応に関する知識が求められる。これは,セメント内の水和反応によって生じる熱による温度勾配により,応力が発生し,亀裂の原因となるからである。特にその発熱はセメントクリンカーの鉱物学的,形態学的特徴に依存している。そこで本論文においては,南インドの3つのセメント生産プラントから得られたセメントクリンカーの発熱の評価を行い,南アフリカの2つの生産プラントから得られるセメントクリンカーと比較を行った。各クリンカー試料の発熱特性を調べるため,試験において断熱熱量計が使われ,またX線蛍光(XRF)分析と光学顕微鏡検査は,化学組成と結晶の大きさ,形態,分布の特徴を調べるために使われた。インドのクリンカーと南アフリカのものの比較においては,特にビーライト結晶の大きさに違いが見られた。また発熱率の測定においては,選択されたインドの3つのクリンカーは熱特性がかなり異なった。化学的分析と光学顕微鏡検査は,クリンカーの組成と形態を把握する上では有効であったが,放熱特性を理解するには不十分であった。

シソーラス用語： インド ,  南アフリカ共和国 ,  *セメントクリンカ ,  *比較試験 ,  *モルフォロジー ,  水和熱 ,  強度発現 ,  顕微鏡観察 ,  示差熱分析 ,  蛍光X線分析 ,  石膏 ,  X線回折分析 ,  鉱物組成 ,  混合比 ,  シリカ鉱物 ,  *熱特性

分類 (1件)： セメントの性質・分析  (YC05040F)

タイトルに関連する用語 (4件)： インド ,  南アフリカ ,  セメントクリンカー ,  比較評価